The Farmer’s Dog/ザ•ファーマーズドッグのフレッシュフードを購入しはじめてもうすぐ1年になります。
うちの愛犬・ポテチは、食べ物に対してとてもピッキー!
ドライフードだけでは食べてくれません。
子犬の頃からご飯を食べないので、今までトッピングを工夫したり、〝ローフード = 生食〟とドライフードを混ぜたり、試行錯誤して愛犬用のご飯を作ってきました。
フレッシュフードの特徴や約1年愛犬が実食してのレビューなどをご紹介します。
The Farmer’s Dog
The Farmer’s Dogの特徴
アメリカ発のフレッシュドッグフードを作る会社です。
現在(2024年4月)購入できるのは公式のサイトのみで、発送はアメリカ本土48州のみです。
- Human-grade / ヒューマン・グレード
- Fresh food / フレッシュフード
- USDAの基準を満たしたキッチンで作っている
- AAFCOの基準に従って作られた栄養価
- 定期コース
ヒューマン・グレードとは?
ヒューマン・グレードとは、人間が食べても安全なレベル、人間用の食品と同等の基準で管理された品質の原材料を使っているという事です。
これは、犬の食事をより安心して提供するために採用される基準の一つです。
飼料グレードの原材料は人間が食べれるものではありません。
フレッシュフードとは?
まずは、ドッグフードのタイプ別の特徴をおさらいしましょう。
- ドライフード – 水分保有量が10%以下で粒状のドッグフード。計算された栄養素配合、水分量が少ないためカビなどが生えづらく、常温で長く保存できるのがメリットです。他のタイプよりラインナップが豊富で安価。
- ウェットフード – 水分量が60〜80%。風味が良く、柔らかいので、偏食のペット、シニア、歯のトラブルを抱えるペットにもおすすめ。栄養素と一緒に水分が取れます。
- ローフード – 生のお肉、生の野菜でできたフードです。ビタミンや酵素が熱で壊れないので、栄養価が高いです。
フレッシュフードとはヒューマングレードのお肉や野菜を使い、人間のご飯と同じ様な工程で作られたご飯の事です。
低温調理で、高温で乾燥させないので、栄養素が壊れる事なく摂取できるので栄養価が高いと注目されています。
ファーマーズドッグのフレッシュフードは水分量70〜80%。栄養素と一緒にしっかり水分が取れます。
USDA基準を満たしたキッチンで作っている
USDA基準を満たしたキッチンとは、USDA(米国農務省)の規制に従って設計され、管理されているキッチンです。
清潔な作業環境、適切な衛生基準、食品の適切な取り扱い、および食品安全性の確保などが含まれています。
食品製造業者や飲食店などの食品関連ビジネスで使用されているキッチンで、フレッシュフードを製造しているという事です。
AAFCOの基準に従って作られた栄養価
AAFCOとは、アメリカ飼料検査官協会の事です。
「Association of American Feed Control Officials 」の頭文字を取って〝AAFCO〟。
日本では、「アフコ」と呼ばれています。
ファーマーズドッグは、認定獣医栄養士がAAFCOの基準に従って100%バランスが取れるよう各レシピ慎重に調合されています。
飼料グレードの原材料を一切使わずに、保存可能な状態になるよう原材料を加工(=高温で加熱し乾燥させる)していません。
定期コース
愛犬のニーズ(年齢、体型、持病など)に合わせてカスタマイズされたフレッシュフードが、完璧なタイミングで定期的に届くので、重いドッグフードを買いに行く必要がありません。
オーダーの仕方
飼っている犬の数と、愛犬の名前を入力します。
飼い主(オーダーする人)の名前を入力し、〝飼い主は、愛犬にとってフレッシュフードはもっとも健康だと思いますか?〟という質問です。
3択で、私は「already believe/すでに信じている」を選びました。
他の選択肢には「am not sure yet/まだわからない」「don’t believe/信じていない」があります。
そのあと自宅(配送先)の郵便番号とEメールアドレスを入力します。
性別、年齢、去勢しているかしていないか、どんな、何の犬種かを入力していきます。
いつも何を食べているのか(ドライフード/ ウェットフード/フレッシュフードなど)、普段おやつをあげるか、健康に問題があるか、ペットの病気に合わせた特別療法食が必要かの質問にも答えました。
愛犬のポテチは、最近まで手作りのローフード=生食にドライフードを混ぜた物を与えていました。選択肢がなかったので、近い物を選びました。
全4種類の中から、3種類がポテチへのおすすめとして出てきました。
2024年現在、初回オーダーは20%オフです。
50%オフはかなりお得に試す事ができました。
初回はおすすめの3種類をオーダーしました。
梱包
オーダーしてから約1週間で届きました。
土曜日にオーダーして、製造日が水曜日の物が金曜日に届きました。
オーダーしてから製造された新鮮なフレッシュフードです。
発泡スチロールのクッションが四方にあり、ドライアイスが入っていてしっかりした梱包でした。
冷凍庫に移して、冷凍保存します。
説明書と余ったドッグフードを入れるトレーふたつが付いてきました。
ロゴが入った緑の保冷バッグも付いてきました。
レシピ
それぞれのレシピを詳しくみていきましょう。
ビーフレシピ
主な材料 – ビーフ、スイートポテト、レンティル、ニンジン、ビーフリバー、水、ケール、ひまわりの種、サーモンオイル
カロリー – 1590kcl/kg 361kcl/約227g
水分量 – 72% max
ポテチの年齢や体重には、このパックの半分の量が1日分として推奨されています。
1日2回ご飯をあげるとしたら、1/4の量が1回分のご飯となります。
4種類の中では一番カロリーが高く、手で触った感じもオイリーです。
パッとみて分かる野菜は、スイートポテト、レンティル、にんじん。
脂がのっていて美味しいのか、一番食いつきが良いです。
チキンレシピ
主な材料 – チキン、チキンリバー、ブロッコリー、カリフラワー、ブリュッセル・スプラウト、チアシード、サーモンオイル
カロリー – 1300kcl/kg 295kcl/約227g
水分量 – 75% max
3種類の中では、カロリーは中間です。
パッと見て分かる野菜は、ブロッコリーとカリフラワー。
彩りはあまりよくないですが犬にはそれは関係ないでしょうし、食いつきは良いです。
ターキー
主な材料 – ターキー、にんじん、チックピー、ブロッコリー、ターキーリバー、サーモンオイル
カロリー – 1240kcl/kg 282/約227g
水分量 – 76% max
3種類の中では、一番カロリーが低く一番水分量が多いです。
パッと見て分かる野菜は、ブロッコリー、にんじん、チックピー。荒めのみじん切りの野菜がたっぷり入っています。
見た目も香りも、おからの和え物の様な感じです。
彩りも良いので人間でも美味しそうと感じるレベルのドッグフードです。
愛犬が実食
与え方
送付されてきた、フレッシュフードの与え方ガイド。
ファーマーズドッグのフレッシュフードは、すでに低温調理されているので解凍後すぐに食べる事ができます!
冷凍庫から冷蔵庫に移し、約1日すると解凍します。
冷蔵庫で保管しているので冷たいです。温かいご飯が好きな愛犬には、お湯を少し混ぜて温かくしても良いそうです。
私は電子レンジで20秒くらい温めています。
新しいフードを与える時は、今まで与えていた物に少しずつ新しい物を混ぜていきます。
初日 – 1食目 – 初めてのフレッシュフード
1食目は、ターキーレシピを選びました。
初回はいつものドライフード75%に新しいフレッシュフードを25%混ぜました。
最近まで手作りのローフード=生食とドライフードを混ぜた物を与えていましたが、今回はドライフードだけ混ぜました。
良い匂いがするのか、しきりに鼻を動かして匂いを嗅いで舌をぺろぺろしていました。
初めてのフレッシュフードは、とても美味しかったようです。
途中で食べるのをやめたりせず、最後までしっかり食べてくれました。最後お皿を舐めるほどでした。
いつも途中で食べるのをやめて、そのたびに手作りチキンジャーキーをパウダー状にした物をトッピングとしてかけていました。
1回の食事で数回チキンパウダーをかけないと完食してくれないので、毎日それの繰り返しでした。
それが少しぽっちゃりした原因だったのかもしれません。
余りは容器に入れ、冷蔵庫で保管します。
3日後
3日ほど経ち愛犬のお腹の調子も変わらず絶好調なので、だんだんとフレッシュフードの量を増やしていきました。
フレッシュフードの量を25→50%、ドライフードを75→50%の割合で混ぜていきました。
今のところ、今までで一番の食いつき+ご飯を残さなくなりました。
まだ一度も途中で食べるのをやめたり、チキンパウダーを欲しがったりしていません。
子犬の頃から今までいろいろ試してきて、同じフードに飽きて食べなくなったりするので、しばらく様子をみようと思います。
1食目に開けたターキーレシピは、少しづつ混ぜていったので4-5日目でなくなりそうです。
5日後 – 2食目
4日目に、2食目のビーフレシピを冷蔵庫で解凍し始めました。
ビーフレシピを一日半冷蔵庫に入れて、ゆっくりしっかりと解凍させました。
ビーフレシピにも興味津々。鼻を動かして匂いを嗅いで、舌をぺろぺろしていました。
フレッシュフードの量を50→75%、ドライフードを50→25%の割合で混ぜました。
ターキーレシピよりも食いつきが良いです!一粒も残さず、しばらくお皿を舐めていました。
ビーフレシピは、一番カロリーが高く脂がのっていて旨みが強いのかもしれません。
1週間後 – チキンレシピ
3食目のチキンレシピも一日半冷蔵庫に入れて、ゆっくりしっかりと解凍させました。
チキンレシピも気になる様子。1週間後以降、新しいフードに慣れたらひとパックが2日分です。
ひとパックの半分が1日分なので、1/4づつ朝晩に与えます。チキンレシピも食いつきが良いです。
ファーマーズドッグのフレッシュフードを与え始めてから朝ご飯もちゃんと食べるし一度もご飯を残していません。うちの愛犬ポテチにとっては、すごい事なんです…!!
約1年後
もうすぐ1年経ちますが、毎日ご飯の時間になるとご飯を催促してくるほど好きなようです。
推奨されている量をあげてもぺろっとたいらげて満たされないのか、もっとおねだりしてきます。
最近はカサ増しのため、茹でたブロッコリーやにんじんを追加しています。
ビーフレシピを朝食にあげたら2回ほど吐きました。たぶん朝食には脂っこいのだと思います。
最近ではビーフは夕食、他のレシピを朝食にしています。吐くことはなくなりました。
まとめ
ファーマーズドッグは、安心安全なヒューマン・グレードのフレッシュフードです。
食いつきもよく、愛犬のポテチが毎日ご飯を残さない日がくるなんて…!
約1年経ちますが、毎日催促するほど喜んで食べています。
お腹の調子も絶好調なので、ファーマーズドッグを続けていこうと思います!
ビーフレシピだけは朝あげると吐く可能性がある(2回吐きました)ので、夕食にあげるようにしています。
一回の食事で数回振りかけていたチキンパウダーのトッピングもいらないので、カロリー過多になる心配が減りました。
レシピは4種類あるのでひとパック食べ切るごとに味を変えれるので、偏食の愛犬でも飽きずに食べている気がします。
愛犬に合わせたフレッシュフードをぜひ試してみて下さい。
初回オーダーは20%オフ!ご飯を食べてくれない愛犬を飼っている方は、試してみる価値有りです。