福島県会津若松市にある観光名所「会津若松城」またの名を「鶴ヶ城」。
会津若松城は1年を通して、愛犬とのお出かけにぴったりな観光スポットです。
愛犬と一緒に訪れる方に向けて、実際の体験談や注意点、楽しむためのヒントをお届けします。
ぜひ、愛犬との思い出作りの参考にしてください!
会津若松城(鶴ヶ城)とは?
基本情報
「会津若松城」は、福島県会津若松市にある日本の城です。
別名「鶴ヶ城」として知られています。福島出身の私も今まで「鶴ヶ城」と呼んでいました。
「鶴ヶ城」と呼ばれるお城が全国にいくつかあるため「会津若松城」と呼ばれるようになったそうです。
1384年に会津若松城の前身となる館「東黒川館」が築かれ、1593年に7層の天守閣を築城し「鶴ヶ城」と命名したそうです。
1868年戊辰戦争(ぼしんせんそう)での激しい戦いの舞台となりました。
現在みることができる天守閣は1965年に再建されたもので、内部は博物館として公開され、歴史や文化に触れることができます。
会津若松城(鶴ヶ城)
住所 〒965-0873 福島県会津若松市追手町1−1
料金 駐車場 – 2時間300円、公園内 – 無料、天守閣・茶屋別途料金がかかります
営業時間 8:30am – 5pm
所要時間 約1-2時間
アクセス
JRの最寄り駅は磐越西線(ばんえつさいせん)の「会津若松駅」です。
そこからバスに乗り約30分 または、徒歩約40分ほどのところにあります。
東京から電車で行く場合は、東北新幹線に乗り「郡山駅」で磐越西線に乗り換えます。
駐車場
会津若松城の周りには駐車城が何ヶ所かありますが、「西出丸駐車場」がお城に一番近い駐車場です。
ナビ通り「会津若松城」に到着したら、お城の敷地内を奥に進んで行きます。
途中一方通行になるので注意してください。
駐車料金
- 2時間 300円
- 以降1時間毎 100円
2時間程度で十分観光できると思います。
駐車場の近くにはトイレも併設されています。
愛犬との公園内を散策 – みどころ
梅坂から公園に入場
西側の入り口に到着。
「梅坂」と呼ばれる緩やかな坂を登って公園内に入場しました。
年末に行きましたが、この日は少し雪が残っていたものの車道や歩道は雪が溶けていてほぼ乾いていました。
天守閣が見えてきました。
公園内には約1000本のソメイヨシノの桜が植えられ、「桜の名所100選」に選ばれているそうです。
1年中四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
武者走り
「武者走り」という、兵が石垣の上に昇り降りするためのV字型の階段があります。
V字型は全国的にも珍しいようで、見どころのひとつです。
斜めに見るとハートの石があるので探してみてください。恋愛のパワースポットとも呼ばれているそうです。
天守閣の石垣
天守閣の石垣は、400年以上前に自然石を加工せずにそのまま積む手法が使われているそうです。
緩やかな傾斜は大地震にも耐えた強度を持っているそうです。
天守閣
「天守閣」は白い壁に赤瓦が特徴的です。
雪国ならではの低温や積雪に耐えられるように、鉄分を多く含んだ赤瓦が会津で開発されたそうです。
天守閣内には、歴史を学べる博物館として公開されています。
てっぺんからは会津の山々や景色を一望することができます。
天守閣は犬連れでは中には入れないので、交代で見学する必要があります。
本丸跡
公園の中央にある芝生の広場は「本丸跡」で、江戸時代までは藩主が日常生活や政務や公式な儀式をする本丸御殿が建ち並んでいたそうです。
芝生部分は人間も犬も立ち入り禁止なので注意してください。
茶室麟閣
「茶室麟閣」は、有名な茶人・千里休の子供・小庵(しょうあん)が会津にかくまわれた時に建てられたそうです。
利休の茶道が途絶えないように、千家の再建をこの会津の地で目指したそうです。
そのかいあって許された小庵が京都に帰り、子や孫に千家の茶道が引き継がれたそうです。
茶室を眺めながら抹茶をいただけるチケットも販売しています。
犬連れでは中には入れないので、交代で見学する必要があります。
写真スポット
天守閣と赤べこを背景に撮影。
会津といえば赤べこ!外せない写真スポットです。ちょうど夕日が綺麗な時間帯でした。
赤べこは入場券売り場の前にあります。
本丸跡を背景にした撮影。
違う角度からも天守閣を背景に撮影。
約1時間ほどのんびり散策しました。
愛犬と行く時の注意点
- リードとマナー:観光客が多い場所なのでリードは必須。他の観光客に配慮。
- 排泄物の処理:万が一排泄した場合責任を持って処理する。
- 防寒対策:天候によって愛犬用の防寒服や靴を用意。路面が凍結していることも多い。
- 足元のケア:雪や塩化剤から足を守るため、散策後は足を拭いてあげる。
公園内は犬連れOKです。リードを短く持ち、他の観光客に配慮を忘れずに。
砂利道もありますが、階段や段差がほぼないのでカートなどもOKです。
天守閣内や茶室や庭園の囲いの中の芝部分はペットNGなので注意してください。入館時は交代で見学しましょう。
できる限り排泄させないようにするのがマナーですが、万が一排泄した場合責任を持って処理してください。
天候によって愛犬用の防寒着や靴を用意すると良いでしょう。
もし雪が積もっていた場合、雪や凍結防止剤から足を守る為散策後は足を拭き体をしっかり乾かしてあげましょう。
冬のドライブ&アクセスのポイント
- 冬季は積雪や凍結も多いのでスタッドレスタイヤ必須。
- 人間も防寒対策。滑らない靴を履いていこう。
- 渋滞や天候に備えて、時間に余裕を持った計画を。
会津若松城は会津の都市部にあるので、山間部ほど雪は多くありません。
しかし冬の会津は天候が変わりやすく、凍結も多いためスタッドレスタイヤを準備していくと安心です。
人間も防寒対策をお忘れなく。
会津若松城まとめ
会津若松城は、春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と1年を通して愛犬と楽しめる観光スポットです。
公園内を散策するだけでも十分楽しめました。冬は積雪や凍結も多いので注意してください。
そして愛犬との快適な旅にはいつも事前準備とマナーが大切です。
ぜひ、次の福島旅行の参考にしてください!