うちの愛犬が飛んで喜ぶ「チキンジャーキー」の作り方です。
犬の寿命は、10年から長くても17年ほど。
愛犬を飼っている方なら誰でも、愛犬には健康で長生きして欲しいと思いますよね!
できる限り人間でも食べれるような〝ヘルシーで安心な美味しいご飯やおやつを食べて欲しい!〟
手作りおやつなら、愛犬に合わせて食材を選ぶ事ができ無添加でヘルシーなおやつを作る事ができます。
チキンジャーキーはおやつとしてはもちろん、ブレンダーで粉状にしてご飯のトッピングや小さく砕いてトレーニング用のご褒美にも最適です。
手作りおやつを作る様になったきっかけから、うちでいつも作っている手作りチキンジャーキーの作り方を紹介します!
手作りチキンジャーキーを作る様になったきっかけ
体が弱かった子犬時代
ポテチは子犬の頃から好き嫌いが激しく食欲もなく、生後3-5ヶ月頃は痩せすぎでふらふらしていました。
免疫もなく、ありとあらゆる感染症・下痢・嘔吐の連続…。
犬用ミルク、ウェットフード、鶏むね肉・野菜を茹でて刻んだり、ドライフードに鶏肉の煮汁をかけてふやかしたりといろいろ試してもご飯を食べてくれず、試行錯誤していました。
体が弱く、何度も何度も救急病院や動物病院に行きました。
痩せすぎだったので、獣医さんからもチキンやさつまいもだけでも、なんでもいいから食べる物を食べさせる様に言われていました。
そんななか、茹でた鶏むね肉だけは小さい頃からよく食べていました。
友達からもらったチキンジャーキー
免疫もだんだんついてきて、食べてくれるご飯の組み合わせが分かってきた9ヶ月くらいの頃。
愛犬家の友達から手作りチキンジャーキーをもらった事がありました。
その時ポテチはすごく喜んで美味しそうにチキンジャーキーを食べていました!
作り方を教えてもらい、チキンジャーキーはとてもシンプルで簡単に作れる事を知りました。
食材はたった一つだけ。
あとは食材乾燥機(デハイドレーター)さえあれば、手軽に簡単にヘルシーで安心なチキンジャーキーが作れるなんて…!
ここからチキンジャーキー作りが始まりました。
栄養バランスを考えて市販と手作りの併用が◎
人間の食事もそうですが、日頃の食事はバランスが大事です。
鶏肉ばかり偏って与えると肝臓に負担がかかったり、鶏アレルギーのリスクも上がります。
完全手作りご飯は栄養満点に作れる自信はないので、うちでは市販のフレッシュフードと市販と手作りのおやつを与えています。
栄養バランスを考えて、これからも市販のドッグフード・おやつと手作りおやつをうまく併用していきたいと思います!
用意するもの
食材
食材はたったの一つ、お好みの鶏肉!
うちでは、いつもむね肉を使っています。
鶏肉は栄養が豊富で部位によってカロリーも低くく、取り入れやすい食材です。
手作りの良さは、なんと言っても食材を選べるという点です!
愛犬に合わせて新鮮な食材を自分で選ぶ事によって、無添加でヘルシーで安心なおやつを作る事ができます。
鶏肉の栄養素と部位ごとの特徴
鶏肉には代謝を高め、疲労回復や粘膜・消化器系を守る栄養素が豊富です。
皮膚、毛並などの健康維持や、痩せ気味の犬や老犬の栄養補給にはもってこいの食材です。
- むね肉 – 脂身が少なめで、柔らかい。肥満気味の場合は、皮や脂身を削ぎ落とし身の部分だけ与えましょう。
- ささみ – 脂身がほとんどなく、淡白。脂質は低いですが、高タンパク質なので与えすぎには注意が必要です。
- もも肉 – 脂身が多く、弾力がある。痩せ気味、高齢犬など栄養素を効率的に摂取したい場合におすすめです。肥満気味の場合は、ささみやむね肉の方がおすすめです。
道具
- まな板
- 包丁
- 必要であれば、デハイドレーター用のクッキングペーパー – お肉がくっつかないので出来上がった後簡単にはがせます。
- 食材乾燥機(デハイドレーター)
- 保存用の密閉容器
うちではデハイドレーター機能が付いている「インスタントポット」を使用しています。
インスタントポットでデハイドレーター機能を使用する場合、デハイドレーター専用の蓋を使用して下さい。
インスタントポットとは、アメリカや日本でも人気のマルチ電気圧力鍋です。圧力鍋、真空調理、炊飯器、ヨーグルトメーカー、保温器、スチーマー、エアフライヤー、デハイドレーター全てこれ一台でできるんです!
チキンジャーキーの作り方
- お肉を薄切りにする
- 天板・クッキングペーパーにお肉が重ならない様にのせていく
- お肉をのせた天板・クッキングペーパーをセットする
- お持ちのデハイドレーターに合わせて温度・時間設定をして、スタート!
- 8時間後、できあがり!
- 密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管
慣れたら準備にかかる所要時間はたったの5分!ゆっくりやっても10分もかかりません。
調理時間は長いですが、スタートを押したらあとは放置して待つだけです。
1. お肉を薄切りにする
薄ければ薄いほど、カリカリのチキンジャーキーに仕上がります。
子犬や小型犬は特に顎が小さく弱いので、薄めがおすすめです。
中型犬から大型犬で「カリカリ」よりも「食べ応え」を重視するなら、少し厚めにしてもいいかもしれません。
でも厚みがあればあるほど調理時間を長めにしないとしっかり中まで乾燥しません。
脂身を減らしたい場合は、鶏肉を切る段階で脂身を取り除いて下さい。
2. 天板・クッキングペーパーにお肉をのせる
お肉が重ならないように、のせていきます。
重なっていると乾燥しにくいです。
うちのインスタントポッドは2段入るので、これが一回2段分です。
3. お肉をのせた天板・クッキングペーパーをセットする
下の段にクッキングペーパーに乗せた鶏肉をセットします。上の段には天板に乗せた鶏肉をセットしていきます。
上の段に指穴を開けておくと、熱が下にも通りやすいので均一に乾燥しやすいです。
この穴が十分に開いていなかった時、下の段の仕上がりがイマイチでした。
デハイドレーター専用の蓋を装着して下さい。
4.温度・時間設定をして、スタート!
お持ちのデハイドレーターに合わせて温度と時間を設定して下さい。
インスタントポットを使うやり方をご紹介します。
①エアーフライを押す
②デハイドレートを押す→③温度160F(320℃)時間8時間に設定
④最後にスタートを押します!ここまであっという間!あとは8時間放置するだけです。
うちではいつも夜ご飯の後や寝る前にセットしておいて朝には出来上がる様にしています。
5. 8時間後、できあがり!
8時間後出来上がりです!出来上がったチキンジャーキーは水分が抜けて縮んで、カリカリになりました。
ポテチは出来立てのチキンジャーキーをもらう為に後ろでおりこうにお座りして待っています。
6. 密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管
うちでは密閉容器に入れて、冷蔵庫で保管しています。
日持ちは約2週間程度。2週間以内には食べ切れるくらいの量にしています。
手作りチキンジャーキーまとめ
お好みの鶏肉とデハイドレーターさえあれば、簡単にヘルシーで安心なチキンジャーキーが作れます!
ぜひ試してみて下さい!愛犬も飛んで喜びます♪
チキンジャーキーはおやつとしてはもちろん、ブレンダーで粉状にしてご飯のトッピングや小さく砕いてトレーニング用のご褒美にも最適です。
デハイドレーターがなくても、軽く茹でてからオーブンで焼いたり、エアフライヤーで調理するのもおすすめです!
これからも栄養バランスを考えて、市販のドライフード・おやつと手作りおやつをうまく併用していきたいです。
愛犬と共に健康で長生きしましょう!