宮城県の松島は、「日本三景」のひとつとして知られる観光名所です。
今回は、愛犬と一緒に冬の松島を訪れ松島湾を一周する島巡り観光船に乗船した旅行記をお届けします。
ペットとのアクセス方法、観光船のペットルール、お得なチケット購入方法や冬ならではの注意点もまとめていますので、これから愛犬と松島旅行を計画されている方はぜひ参考にしてください。
松島とは

松島は、宮城県松島町に位置する日本三景のひとつで、大小260あまりの島々が点在する美しい景色が見られる観光名所です。
- 松島(宮城県)
- 天橋立(京都府)
- 宮島(広島県)
一年中四季折々の美しさを楽しめますが、冬は空気が澄み、雪が舞う日本三景はまた格別です。
観光船で松島を満喫
その美しい景色を海上から楽しめるのが観光船=遊覧船です。
「松島島巡り観光船」や「丸文松島汽船」という会社が観光船を運行しています。どちらも1時間ごとに定期便が運航しており、約50分ほどで松島湾内を一周します。窓口や乗り場はほぼ同じ場所にあります。
なんとどちらもルールを守れば、ペットと一緒に乗船OK!
私たちが実際に愛犬と利用したのは、「松島島巡り観光船」です。
松島島巡り観光船
ペットルール

ルールを守れば、ペットも乗船OK!ケージやキャリーバックのサイズや重さ規定などはありません。
ペットカートでもカバーが閉まって顔が出なければOKのようです。船内にも入れるので、冬でも寒くありません。

うちの愛犬はペチコで乗船しました。
料金とお得なチケット購入方法
仁王丸コース | 一般料金 | 2階グリーン(船内で販売) |
---|---|---|
大人(中学生) | 1,500円 | +600円 |
小人(小学生) | 750円 | +300円 |
幼児(小学生未満) | 無料 ※保護者の数に対して人数が多い場合有料になることもあり | |
犬 | 無料 |
公式サイトで事前に予約するとなんと合計600円オフ! 大人 1,500円 → 900円!
丸文松島汽船
丸文松島汽船(まるぶんまつしまきせん)
住所:〒981-0213 宮城県宮城郡松島町松島町内98−1 松島海岸レストハウス 1F
営業時間:8am – 5pm
ペットルール

こちらもルールを守れば、ペットも乗船OK!キャリーバックのサイズや重さ規定などはありません。
公式サイトには“キャリーバックに入れること”と記載されていますが、ペットカートでもOKのようです。
しかし、船内には入れません。後部デッキのみ乗船可能。
その代わり?キャリーやカートからの顔出しもOKなようです。むしろ普通に歩かせていいようです。公式インスタグラムに乗船している犬の写真や動画が掲載されています。
公式ルールではないものの、マナーを守れば許可されているようです。
冬は寒いので注意してください。
料金とお得なチケット購入方法
政宗コース(松島→松島) | 2等(1階) | グリーン(2階) | 1等(3階) |
---|---|---|---|
大人 | 1,500円 | 2,100円 | 2,900円 |
大学・高校・中学 | 1,500円 | 2,100円 | 2,900円 |
小学生 | 750円 | 1,050円 | 1,450円 |
犬 | 無料(後部デッキのみ) |
公式サイトで事前に予約すると10%オフ+提携施設で使えるクーポンがもらえます。
さらにklookやkkday経由で購入すると、キャンペーンや割引などでさらにお得になることがあります。
\ 【丸文松島汽船】2階グリーン室 /
大人 2,100円 → 1,350円
\ 【丸文松島汽船】女子旅やカップルにおすすめ /
笹かまぼこ手焼き体験+焼き牡蠣 大人 1,900円 → 1,450円
団子+お豆腐揚げかまぼこ 大人 1,400円
※2025年9月現在の価格です。
犬連れでのアクセス
- 車で行く
- 電車+徒歩で行く
車で行く

仙台市内から松島までは車で約40分。東京からは約4時間半です。
松島町周辺には有料駐車場が点在しています。
私たちは第一駐車場に停めました。船乗り場はここから徒歩約5分です。
冬季は道路が凍結することもあるのでスタッドレスタイヤが必須です。
電車+徒歩で行く
最寄駅は、JR仙石線「松島海岸駅」。そこから徒歩5分ほどで松島海岸へアクセス可能。
観光船乗り場も駅から徒歩約7分と愛犬と一緒でもアクセスしやすいです。

JRは規定サイズ以内の動物専用ケースに入れ「手回り品きっぷ290円」で乗車可能です。
愛犬との松島旅行記
2024年の年末に行った時の旅行記をご紹介します。
出発

飼い主の両親と実家から車で出かけました。
この日は雪が降っていてとても寒かったです。
到着
約1時間半で到着!松島公園第一駐車場に車を停めました。

駐車場の近くの「遊覧船案内所」で事前に公式サイトで購入したチケットを発券してもらいました。

チケットと「仁王丸コース案内図」をもらいました。
出発まで少し時間があるので、松島海岸沿いを歩いたり観光を楽しみました。
五大堂

松島観光のシンボルともいえるのが、五大堂。
五大堂に行くためには、「すかし橋」を渡ります。板の間に隙間があり、下が透けて見えることから「すかし橋」と呼ばれているそうです。
愛犬は真ん中の板をヒョイヒョイ歩いていましたが、私は途中我に返り下に海が見えるので結構冷や冷やしました。
ペットは抱っこして渡った方が安全です。小型犬は特に隙間から落ちる危険性があります。

1604年に伊達政宗が建立したとされるお堂で、重要文化財に指定されています。

海に突き出した小島からは松島湾を一望できます。小雪が舞っていてとても綺麗でした。
松島島巡り観光船
乗船

愛犬と一緒に松島島巡り観光船の「丸王仁」に乗船しました。二階建ての大きなボートです。

出発10分前に船乗り場に到着。すでに長い行列が。

長い行列に並んで、

いよいよ乗船。
良い席を確保したい場合、早めに並びましょう。
船内

やはり窓際が人気です。愛犬と一緒だったので、通路側に座りました。
トイレはもちろん、冷暖房やWi-Fiも完備。売店もあります。
室内からは窓に反射して良い写真は撮れませんでしたが、快適に観光を楽しむことができました。

愛犬は終始いい子にしていました。
仁王丸コース

約50分の王道の観光コースです。中央桟橋から出発し、中央桟橋に戻ってきます。


自然の波や風の侵食によって生まれた珍しい形の島や岩の数々を見ることができます。
船内では音声ガイドが流れているので、ひとつひとつ説明を聞きながら観光しました。
この日は曇っていましたが、十分に楽しむことができました!
冬の注意点
- ボートのデッキは風が強くとても寒いため防寒対策が必須
- ペット乗船にはケージやキャリーバッグ必須
- 犬用のブランケットや防寒具を用意すると安心
- 雪や氷で道が滑りやすいため、犬の足裏ケアも忘れずに

公式ルールでは、ペット乗船にはケージやキャリーバッグ必須です!
松島島巡り観光船では小型犬用に貸し出しもあるようですが、数に限りがあるのとどんなタイプかはわかりません。できれば愛犬が使い慣れた物を準備していきましょう。
愛用しているペチコがとても便利でした!
愛犬にはマンダリンブラザーズのダウンベストを着せて、ペットキャリーの中には愛用しているブランケットを敷いて防寒しました。

愛犬と冬の松島観光船まとめ
冬の松島は、観光客が比較的少なく愛犬とゆったりと景色を楽しむことができます。
愛犬と一緒に乗れる観光船に乗って日本三景の松島湾を満喫してください。
「松島島巡り観光船」はルールを守れば船内も犬同伴OK!「丸文松島汽船」は犬は船内に入れないので注意してください。後部デッキのみOKで、その代わり顔出しや歩かせたりするのもOKのようです。
料金や観光船のペットルール、冬の注意点を押さえておけば、安心して愛犬と松島旅行が楽しめます!
ぜひ、次の宮城旅行の参考にしてください!
\ 【丸文松島汽船】2階グリーン室 /
大人 2,100円 → 1,350円
\ 【丸文松島汽船】女子旅やカップルにおすすめ /
笹かまぼこ手焼き体験+焼き牡蠣 大人 1,900円 → 1,450円
団子+お豆腐揚げかまぼこ 大人 1,400円
※2025年9月現在の価格です。